種子島の海とビール 種子島ブルワリー からはな

種子島初となるビールの醸造所を立ち上げるべき開店を目指してます。先日、製造免許を取得し晴れて酒造メーカー(弱小ですが)の仲間入り。定置網に畑にミカン山にと第一次産業に従事しつつ普段の種子島を送ります。

先日、発泡酒製造免許を取得しました。今からが本番、商品売り出せるようにと試行錯誤の毎日です

お久しぶり感がいっぱいですが前回のモルトミルに続き糖化釜
今、使ってるのは100リットルのステンレス蛇口付き寸胴鍋。スープ用に使われる物でしょうか、その鍋に塩素除去用浄水フィルターを通して水を入れていきます。
この鍋サイズだと麦芽が30k位迄糖化が出来ます。逆に少ないと鍋の取水口の関係でやりにくい。取り出し口には最初から1インチのネジ山が溶接してあり、簡易のバルブが付いてました。これを、外して1インチメス>異形1/2にサイズダウンしてボールバルブ>1/2ヘルール継手と繋いでます。ヘルールの先はシリコンホースでマグネットポンプに繋がる。
マグネットポンプから糖化鍋に水を戻してロータリングしていきます。

ロータリングに必要なメッシュ金網
うちでは、長穴1.5mm.千鳥穴で開けて貰ってます。鍋の内寸よりも1.5mm小さく作って頂き底上げしてます。この網で麦芽を止めるんですが、モルトミルで細かく潰してしまうと、抜けてしまうんですよね。アサヒモルトの粉砕品は穴を抜けてしまいました。粉砕が細かい方が糖化率は良いんでしょうが私の設備では軽く潰れてる位が丁度いい感じ。今の所、糖化率も70%以上は出てるしロータリングもスタックしなくて良い感じです。

お湯を貼って麦芽入れる前に温度調整してる段階。

コンロの熱源でガスコンロ使ってますが、糖化釜ではそこまで大きいサイズは要らないですね。プロテインレストから考えると約25度程温度上昇させる、温度維持出来れば良いので、小さめのコンロ使ってます。
熱が逃げない様に銀マットで巻いて糖化させます。60分経っても温度変化は殆ど無いです。(蓋はしてます)
途中からロータリングして糖化効率を上げる様にしてますよ。
この後は、煮沸鍋に麦汁を移送しながら、スパージングして行きますね。


これ、ビールの原料の麦芽です。
普段からよく飲むビールなんだけど、あまり作り方や原料って知らないんじゃかと(私も大して知らなかったし)
設備など紹介していこうかなと

で、この原料の麦芽は麦を発芽させ乾燥させた物になるんだけど、
この子が我が家のモルトミル
コーヒーミルの大きな物って感じかな
粉々になっても困るので、挽くってより潰して砕く感じ
海外からの個人輸入だけど困ったのが、六角ネジがインチサイズだったり‭、ネジが割れたりとワガママぶり発揮してます。ただ、10kの麦芽を3分半ほどで完了するので中々の性能なんです。
ミルの選択に困ってる人にきっと役に立つ!
きっと

こんにちは、前線が通過して晴れた日に、鍋に向かってエンマ棒握っています。 仕込みをしながらブログを更新してしまうと言う、新しい技も覚えました。


決して楽はしてません!
熱い暑いと鍋の前に居ますよ

そろそろ糖化が終わるかな、次には煮込みして行きます。

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